【ヴァイス】WGP2016使用 ミルキィホームズ 不採用カード

こちらを読んでいる前提で進めます

 

fate019.hatenablog.com

 

以前の記事で不採用カードについては別の記事で改めてと書いたので。
結果を残した方の採用カードについても書いていきます。

 

かっこいい先輩?シャロ

解決への願い エリー

チア衣装のエリー

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この3枚はレベル変動テキストの選択候補になるであろうカードです。
《先輩シャロ》は集中での山のケアが、《解決エリー》は自動効果での宝の過剰トリガーのケアが行え、《チアエリー》は上位キャラと相性の良いレベル応援テキストを内蔵しています。
《乙女デリア》含め全てにメリット・デメリットがありますが2016後期の環境ではこの3枚のメリットが《乙女デリア》に勝らなかったので不採用という形です。
集中は《舞台エリー》で山の枚数管理とボトム、更には手札アドバンテージに繋げるのでそこにコストを割きたくない。
宝トリガー時のハンドクロック入れ替えは、そもそも引いた宝は全て打ったほうがミルキィホームズでは強いのでカットするよりも手札に留めたほうが良いこと、応援500を乗せたところで相手を割ることに貢献してくれないのでパワー不足が浮き彫りになる。
深海ケアのLv1変動キャラとしても全体500の《ウサミミ》の方がまだマシ(本当にマシなだけですが)と採用する理由になりません。
レベル応援は張り替えるタイミングがLv2と遅いのに補正が受けられる有効なキャラはLv3にならないと出てこないということでテキストが活きる時間が短い。
という理由で序盤から自由にパワーを+1000できる《乙女デリア》をメイン採用とし他は採用に至りませんでした。
一時期《ルート検索 ネロ》を保険として5枚目の変動に採用したこともありましたがここの枠が深海用の枠になり《ウサミミ》となりました。

 

“MILKY GIRLS”エリー

ゆけむりシャロ

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Lv0帯でのアタッカーとして採用するカードです。
それぞれ単体4000とデメリット4000キャラで帰ってくる見込みは十分にありますが自分はそもそもミルキィホームズでLv0帯で面の割り合いをするよりもパーツをきちんと集めてLv1帯で巻き返すことを考えていたのでこれらの戦闘用カードを採用することはありませんでした。
最低限の処理力がある《逆ネロ》とトップ落下召喚テキストとフィレステキストでパーツ集めに貢献してくれる《フィレスデリア》、そして《舞台エリー》の4ルック。
これらをLv0帯で使うためにマリガンしていくことが大事だと判断しました。
付け加えるとしたら、このようなLv0帯でのアタッカーは後半腐りやすくレベル置き場での色発生や《バスタオルエリー》でストック埋めに使用したいのですが、ミルキィホームズというタイトルは色には困ることがほとんどない、ストックに埋めたくても《ゆけむりシャロ》はボトムに飛んでしまい埋めることが出来ない。
《MILKYエリー》は埋めることが可能ですが単騎でしかテキストが発動しないので後攻で2パンするプランを取らないといけない時に響くのに相手の枚数依存で割れるか割れないかが決まる不安定なカードなので不安定要素を取り除くということでそれぞれ不採用としました。
お菓子を差し出すネロ》や《ウサミミ ネロ》も同様です。

 

天然少女 シャロ

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Lv1帯でのサブアタッカーですがパワーが足りません。
安定して6000が出ますがそれだけでアンコールで舞台維持には貢献しますが面取りには貢献しづらいカードです。
またアンコールで維持したとしてLv2からこのキャラで踏める相手がほとんどいないということで邪魔になりやすいという矛盾が発生します。
重いキャラを切って維持が出来てたとしても面取りに貢献しないのでは意味が無いのでアタッカーとしての役割が果たせないということで不採用。

 

ハートリー・クイーン警部

ムクムク本

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化物語として採用されミルキィホームズを使うならこのカードを入れるという人が多いように見受けられましたが自分は無駄だと思いました。
最初も自分は採用していたのですが試していく内に本当に化物語を使いこなしている人はこのカードを込でミルキィホームズに対処しているので効果的に打ち込めるタイミングが存在しないということに気づきました。
そもそもこのカードを効果的に使うには
相手の山札とストックがほぼ同枚数
というのがあります。
化物語の大量に貯めたストックを控え室に落とし逆にCX密度が濃い硬い山をストックに移して圧縮を崩すのが目的ですがこれはストックか山札の枚数に差があると決まりません。
いつ打ち込めるかと手札にキープしていると相手は早々に真宵での1ショットを狙いますしかといって効果的でないタイミングで使っても山の密度を悪く出来ないので意味がない。
これが成立するような試合をしている時はそもそも羽川の処理に何故か成功していて試合が大きく勝ちに近づいていることの方が多いという経験もあり不利を捲くってくれるカードではないということで抜きました。
不利を捲くってくれるカードという点では《逆エリ》に軍配があがるでしょう。
自分が採用したのはイベントではなく《クイーン警部》でしたがこれは引くことでしか手札にこないイベントよりもカムバックで回収出来る方が必要な試合で手札に持ってこれる可能性が高いということでコストがありますがキャラの《クイーン警部》にしました。

 

浴衣ドレス ネロ

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一時期対TPの終盤で確実に《魔女シャロ》でTP凛を踏むために採用しましたがこれも勝ちを更に近づけるカードで不利を捲くってくれないカードだったので《知識エリー》へのアクセスルートを考え直すことでこのカードの役割を一任させたので解雇しました。

 

浴衣ドレス シャロ

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早出しヒールテキストで当初は自分もこのカードで羽川やTP凛との戦闘を考えていましたが数字不足が露骨に浮かび上がったこととそれを補う《逆シャロ》との相性の悪さから採用を止めました。
というのもミルキィホームズで6枚のCXをどうやってカウントするかというと大抵はレベル置き場に助太刀で置いたCXを変動テキストで控え室に戻してカウントするのですがその後に《浴衣シャロ》を出しても《逆シャロ》の1500補正を乗せることが出来ません。
かといって乗せないまま《乙女デリア》の補正だけでは端のTP凛には同値、羽川はかろうじて1000抜きですが美夏まで届いていなので安定して踏むことが出来ません。
《逆シャロ》と《乙女デリア》を乗せれば 羽川+特徴パンプ×2+美夏 まで同値を取れるのにそこまでするのに苦労するようでは面取りを任せられないと思い不採用。
一時期同じ条件で自分で数字を出せる《“憧れの舞台”コーデリア》を試したこともありましたが青を作る手間の割にはというカードでした。
偶然落ちた青で出せれば強いですが変動で青を作ってまで出すカードとはならず抜けていきました。

 

この下2種類はレシピを残した構築で特に印象的だったので別枠で自分が何故不採用にしたのかを書いています

眩しい水着姿 コーデリア

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上記で書いたようにミルキィホームズでLv0の戦闘を重視するよりはデッキからパーツを集める回転力を重視してマリガンやキャラを選んでいたので入ってはいません。
帰ってくる見込みがあってもそこからパーツ集めに繋がらなければ意味がなくそのための枠が非常に厳しいため採用していません。

 

ちょいと拝借 ネロ

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レシピで最も特徴的なカードになると思います。
Lv2から舞台上で10500+のパワーで羽川やTPに美夏ラインをケアしながらの戦闘が可能となる環境のパワーだけを見ればかなり理にかなっていたカードです。
しかし自分は採用には至りませんでした。
理由としてはこのカードを維持することになるLv3からのデメリットが大きいと判断したからです。
それぞれのタイトルについて書いていきます。
まずTPについてですが中央のTP凛にも干渉できるパワーが出ますが相手のPOS凛のいいダメージ調整カードでしかありません。
先にLv3に上がれれば自分で圧殺するだけでいいのですが先に上がられて魔女シャロを出す前に相手が連パンして来た時にサイド調整にちょうどいいLv2のキャラを面にあまり置きたくありませんでした。
POS凛での5~6パンでLv3になる前にゲームが終わったでははなしになり
以前書いたようにLv2帯で戦うよりもLv3帯で戦うほうがミルキィホームズの良さを活かせると考えているのでLv2を長くすることが大事なこのカードは採用せずLv3での戦いを重視していたということです。
次に物語ですが第一に「羽川を倒すことにあまり意味が無い」ということがあります。
物語にとってあれは使い捨てのカードで帰ってきたら嬉しいけど帰ってこなくても相手はリソースを捨てて対処してくるから作ったストック差のリソースで勝つというプランで戦うので重視される部分ではないのに、羽川を割るためだけに採用するのでは出るのが遅いのに仕事が少ないという点がまず1つ。
次に「相手の蟹ひたぎを強くするのがよろしくない」という点です。
ミルキィホームズは後列2面をレストすることでレベル変動させて様々なテキストを発動させますが蟹はその後列を焼くテキストを持っています。
経験が発動しない試合も多々ありますが発動していた時に《拝借》を狙われた場合守らなければいけなくなります。
本来ならそのまま倒されて次のLv3キャラを出すだけでよいのが焼きのためだけに助太刀で守る必要が出てくるのが嫌でした。
魔女シャロや逆エリのコストで手札は終盤かなり使うので最後に詰めにならないカードを後のために守るのは効率が悪いです。
1体での焼きならまだ3コールで済ませ手札を温存するなど出来ますが2体以上出すことが目的のこのカードでは守るために助太刀を切り更に焼かれた後列の補充などが必要になる可能性が上がります。
この可能性を排除するために採用せずLv2帯は流すことを意識しました。

 

 

 

主だったカードについては書いたと思いますがまだ何かあるようだったらコメントやTwitterで教えてもらえれば追記します。

 

最後に

レシピ記事や不採用カードについて書く際にレシピを残していたエグゼさんの記事を参考にしました。

tsucccchi0.hatenablog.com

自分とは違う考え方でミルキィホームズを組んでいたので読んでいてなるほどなと思う部分もありました。

また、記事を書くモチベーションにも繋がりました。
この場を借りてお礼を申し上げます。