【ライブ】μ's Final LoveLive!〜μ’sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜 4/1公演

正直に全てを書きます。
ちょくちょく初日のことも入ってたり。

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実を言うと4/1公演のチケット確保してませんでした。
なので当日券ないと思うけど出たら悔しいから31日朝から並んでダメだったら諦めようとしたんですけど「3歩目は大胆な内田彩を見れなかったことと最後の演出を見た後「これは明日も入らないと絶対後悔する」と分かったのでなんとかすると決めました。

結果を言えば仏のような人が現れたおかげでなんとか会場入りできました。
入手して身内のところに戻った時点で自分はもうテンションが高くライブ前の精神状態としては過去最高でした。

この最終公演を迎えるに辺り前日、そしてチケットを入手し参加が確定した時に決めたことが

「泣かずに笑顔で演者を向く。もし泣くにしてもその涙は悲しくない涙。」

ということです。
初日は若干負の感情が自分の中に生まれてしまい100%楽しめたかと聞かれたら疑問が残る形になってしまいました。
しかし前日の[僕たちはひとつの光]で気づいたことを考えるとこれではいけないと思いまず自分にルールを設けることにしました。
それが上記のやつです。
「全力で楽しませようと演者が頑張るのだから自分もそれを傍受するのではなくきちんと受け止めて楽しんで返す。」
そういう気持ちです。
自分は普段からかなり適当なのでこういうことをしっかり意識しておかないとこの日もどこかでダメになっていたと思います。
終わった後決めておいてよかったと本当に思いました。

 

 

入場着席準備終了。
この日のアニメーションは前日で追加された子アルパカが歩くやつ。
普段なら笑いますけど精神状態が最高なので真面目に見ていました。

 

公演開始。

前日と同じぼららら衣装リメイクからの[僕らのLIVE 君とのLIFE]。
前日とは違い全力で楽しめる精神状態だったのでノリノリでした。
そのあと[僕らは今のなかで]が終わるとMC。
前日と同じ流れでしたがここで違うことが1つ。
内田さんが涙ぐみました。
内田さんは以前からそうですがライブでは南ことりになりきる、なってパフォーマンスすることを心がけているのでこの時の内田彩さんは個人の「内田彩」でなく「南ことり(内田彩)」という感じなわけです。
つまり「内田彩」個人の感情が表に出ていてはなりきれていないとなってしまうのですが今回そうなる形になりました。
前日はしっかりなりきっている内田さんが涙ぐんだのもこれで本当に最後だと思ってしまったからなのかなと思います。
しかしだからこそファイナル足りうるかけがえのない時間がどんどん生まれていきました。
感謝しているわけではありませんがこれもファイナルという要素の結果かなと感じています。

他の演者の方のMCも終わりシングル曲3連続、μ's CHRONICLE Part1、衣装チェンジからの再びシングル曲と含まれていたカップリングを計3曲。
そしてMCを挟んでのアニメ曲のメドレー。
[ユメノトビラ]からの[ススメ→トゥモロウ]。
そして[Wonder zone][これからのSomeday]。
1つ前の記事にも少し書きましたがこの2曲が歌われたことは自分にとっては救いでした。
3rdより後にラブライブ!にハマった人間なのでアニメ1期の曲を生で聴いたことはあるにはあるがそれは定番とも言える曲達で、メンバーが7人の時の曲である[これからのSomeday]と「南ことり」にとって特別な曲である[Wonder zone]が軽々と歌われることがなかったためこの2曲は1回も聴いたことがありませんでした。
それを聴けることはないだろうと諦めていたので救われました。
自分以外にもこの2曲が聴きたかったり救われた参加者は大勢いたと思います。
新しいファン層にも機会を与えながらそれが「終わり」を告げる役目も担っているわけです。
本当によく考えられたセットリストだと思います。
以前μ'sのライブのセットリストはメンバースタッフで考えて構成しているとどこでか聞いた覚えがありますが今回もそうだったのでしょうか。
いつか話が聞けたらなと思います。
あ、スペシャルライブビューイングで確認したら[Love wing bell]のところで見事にカメラに映っていました。

MCを挟んでからもアニメ曲のメドレーが続くのですが最初の[Dancing stars on me!]が何故か唯一フルコーラスで初日はとても驚きました。
Tシャツの企画に参加しそれを約2年近くラブライブ!関連のイベントの時は毎回着ていたぐらい好きなのでフルコーラスで聴けるのは本当に嬉しいわけです。
アニメでのPVで振りは覚えましたし5thでの披露で2番やラストも補完し完璧でした。
ですが今回違う箇所が生まれていました。
推しているのでよく見ているわけですが内田さんが2番サビ2回目の
『ずっとずっと探してた らしくらしくありたいと』
(確か)ここのところでもぎゅっとのリメイクメイド衣装のスカート裾を持ってヒラヒラさせるんですよ。
それがもうたまらなく可愛くて。
最後の最後に大好きな曲が更に好きになりました。
どう頑張っても半年近くは見れないのでBlu-rayが待たれるところです。
その後は[Happy maker!]にのせてサイドステージからメインステージの方へ向けての行進。
そしてμ's CHRONICLE Part2。

終わってからはユニットパート。
今回のユニットシングル自分は何故だが全てでカップリング曲の方が好きになっていたので開幕の[WAO-WAO Powerful day!]よりも[NO EXIT ORION]の方が本命でした。
いつもの自分だとPrintempsは[NO EXIT ORION]のような悲しい恋の歌よりも元気の出るような曲、極論[ぷわぷわーお]のような曲が大好きなのですが今回は珍しく逆でした。
今回ジャケットからユニット初代シングルの衣装になっていたのですが新田さん久保さんはともかく内田さんもしっかり再現してパンツの衣装とは思っていませんでした。
浅いからだけかもしれませんが初めて見ました。
その衣装での[NO EXIT ORION]がとてもかっこよく見とれていました。
MCの時に恥ずかしそうに衣装で出てしまっているお腹の部分をジャケットで隠しては戻るというのもあり対比からいつもより一層かっこよかったです。
lily whiteは[春情ロマンティック]が最後でしたがメンバー3人がダンスがとても上手いので最後だからこそよく見れると思います。
もっと3人が踊る曲も欲しいところなのですがそれは叶わぬ夢です。
BiBiは公式的にコールが入った[PSYCHIC FIRE]がとても楽しみで開幕来るかなと思っていたら会場を暖めるためか[Cutie Panther]からのスタートをしてくれたおかげでノリに対応出来る状態で[PSYCHIC FIRE]に入れました。
予想の何倍もコールを入れるのが楽しかったです。
このコールをまたやりたいがために2日のLVも行ったようなものですし。
どのユニットも最後に見れるパフォーマンスとして素晴らしいものでした。

μ's CHRONICLE Part3が挟まって遂に映画曲がスタート。
南條さんと絵里がセンターを務める[Angelic Angel]から。
扇を使ってのパフォーマンスとリアルタイムでの動画エフェクトで作中での光の余韻を完全再現したりと見ている以上に手が込んでいたものでした。
そこから和・扇繋がりで[輝夜の城で踊りたい][だってだって噫無情]。
輝夜のコールは今回も案の定でしたがそれも含めて輝夜なのかなと今は思っています。
揃わないからこそ間違えた人が「次こそは」と覚えてが繰り返されていくわけです。
ファイナルでもそれが続いたことはそれはそれでよかったなと。

μ's CHRONICLE Part4。
CHRONICLEは全体を通してどんな話をしたかは覚えているのですがどこでパート分けされていたかが脳内で曖昧なので語るのはやめておきます。
そしてCHRONICLE中にステージにセットされるポール・カフェテーブルセット・車のパネル。
ここから始まる曲はただ一つで一年生曲の[Hello,星を数えて]。
映画で初見で聴いた時から一瞬で好きになりその時はどうなるかなとただただ純粋に楽しみになっていました。
ミュージカルみたいだなと思っていましたがパンフレット見たら監督さんからもミュージカル風になるようにしてほしいというオーダーがあったようで狙い通りハマってしまったわけです。
映像で見た時は星空凛の動きや表情がいちいち本当に可愛いんですよ。
ポール周りを開店して腕を回しの決めポーズ、サビでの手を頭上に置いての振り、そして最後の「星空にゃ!」のところでのポーズ。
どれ1つを取ってもいけないですし2期5話から女の子らしさ、可愛らしさに目覚めた星空凛の成長が出ていました。
また終盤の歌詞に
『きっと一緒なら楽しくなっちゃうね』
という箇所がありますが音が上がるイントネーションなんですよね。
本当に楽しくなっているのですが同時にこの言葉はとても終わりを感じる言葉なので楽しく言われたからこそ最後が近づくのだなと思いました。
終わってのメインステージから登場した3人はサングラスをつけたかと思うとここでも映画内と同じ台詞から入り[?←HEARTBEAT]。
フルでも3分30秒ほどと他の曲に比べれば時間が短い分密度が濃い曲で動きも多い曲でしたが3年生3人は序盤の東條希クルクルから頬つねりまでしっかり再現していて見ていてもとても楽しかったです。
そして学年曲トリの[Future style]。
2番歌詞の
『隣も前も後ろも We love music』
でしっかり前も後ろも指差して「私たち」というところを表現していたのが印象的でした。

すぐにステージから捌けて最後のμ's CHRONICLE が終わると[SUNNY DAY SONG]衣装での[それは僕たちの奇跡]。
CHRONICLEで振り返ってからのこの曲で本当に「奇跡」を振り返っているような気がします。

これは初日のMCですが新田さんが「ここからは後半戦!飛ばしていくので皆付いて来てください!」と話し盛り上げてからファンミの話をしみんなで作るμ'sの歌、[ミはμ’sicのミ]。
そこから畳み掛けるようにノンストップでの[Super LOVE=Super LIVE!][No brand girls][KiRa-KiRa Sensation!]。
客である自分が飛んでコールしているだけで息が切れてMCでいい感じの休憩となっているなと思う反面これだけ踊って歌って表情変えずしっかりトークしているのは本当にすごかったです。
うまく隠しているだけと言われたらそれまでですけどそれがきちんと出来ていることが凄いわけです。
初日のMCでは最後の曲ですと話していましたが2日目では敢えてか触れずに[SUNNY DAY SONG]の振り付け講座。
[No brand girls]と同じで簡略化された振りになっていましたが参加者全員で踊ることで「皆で1つの歌を歌いたい」「スクールアイドルみんなの歌」という綺羅ツバサの提案から出来たこの曲が現実でも完成するなと。
ですが自分は本当に同じ振付をしたいと思っていたので作中の振りをやっていたわけです。
当然途中で他の参加者と振りが変わって一時的に異端児みたいになってしまうんです。
普段はそこから異端児でサビが終わって戻るという感じなのですが[SUNNY DAY SONG]では途中の
『明日への期待がふくらんでいい気持ち』
のところから参加者が自発的に作品と、演者と同じ振りになっていたわけです。
恐らく皆うろ覚えだったり演者のを見ながらだとは思います。
ですが本当に演者と同じ振りを参加者が皆がやったことでようやく現実で完成したなと感じました。
また、他の劇場曲もそうですがMovie Edit仕様になっておりCDとは最後が微妙に変更されているということで[SUNNY DAY SONG]では間奏部分の踏み出しが大好きで見られるか不安だったんですけど見れた時は感動しました。

本公演はこれで終了し演者の皆さんは降壇。
会場からのアンコールが今回も間髪をいれず入りスクリーンが点灯したかと思うとこれまでのアニメPV(サビのみ)が流れ始めました。
1stシングルから始まりシングルが終わってからは1期2期OP、そして[SUNNY DAY SONG]。
それが終わると演者が再び[僕らのLIVE 君とのLIFE]のリメイク衣装で現れ9人verでの[START:DASH!!]からスタートしてのここまでやってこなかった[Snow halation]。
1stの時有志が始めたと聞いたUOの演出がこんなにも大きな会場で自分も参加できることがただただ嬉しいです。
トロッコに乗りながら会場を一周し本当に最後のMC。
久保さん、徳井さん、飯田さん、楠田さん、Pileさん、南條さん、三森さん、内田さん、新田さん。
涙を隠しきれていない人もいました。
皆さんが感謝の言葉を伝えたのは自分たち参加者だけでなく、小泉花陽矢澤にこ星空凛東條希西木野真姫絢瀬絵里園田海未南ことり高坂穂乃果
担当したキャラクター全員にも感謝の言葉を伝えていたのが記憶にあります。 
「μ's、Finalシングル[MOMENT RING]。」
そして最後の曲[MOMENT RING]が始まりました。
今だと歌詞見てるだけど泣きそうになるんです。
『ドキドキで毎日が冒険だったよいつも』
のところで横のメンバーを手を合わせる振り。
『これからはもっとよろしくね だって離れたりできるはずないんだよ』
メンバーが集まり肩を組みながら笑顔になる瞬間。
どこを取っても最後の最後なのですが壇上の皆さんがとてもいい笑顔をしているのを見て自分も笑顔になっていました。
涙は消えていました。
そして間奏部分では、久保・花陽[僕らのLIVE 君とのLIFE]飯田・凛[Snow halation]Pile・真姫[夏色えがおで1,2,Jump!]三森・海未[もぎゅっと“love”で接近中!]新田・穂乃果[Wonderful Rush]内田・ことり[Music S.T.A.R.T!]南條・絵里[僕らは今のなかで]楠田・希[それは僕たちの奇跡]徳井・にこ[START:DASH!!]の振りをそれぞれしていました。
言葉に出来ない気持ちでした。

そしてアンコールも終わり降壇。
しかし初日と同じで[僕たちはひとつの光]がまだなのでそれを待ちます。
待っている間ドーム天井にはそれぞれのカラーで「μ's」「ラブライブ!」などの文字が浮かび上がっていました。
スクリーンではμ’sメンバーへのインタビュー映像、過去のライブ映像が映され終わると蓮の花の登場。
開くとそこは映画ラストと同じ世界。
当初自分はあのシーンはμ'sが誰に見せるためでなく自分たちで自分たちに見せるためだけに撮影したものだと考えていました。
終わりを終わりにするために。
ですがそれは違ったかなと今は思います。
指摘されて気付いたのですが、作中での星の光が現実でのサイリウムの光になっているというやつです。
これを見た後確認したら確かにそう考えてみたほうが疑問が解けてしっくりきました。
1番が歌い終わると参加者全員が自然と歌っていました。
2番の歌詞全てがその時皆が思っていたことと完全に一致するんですよね。
だから自然と歌っているし歌うことで完成していく。
ラスサビ前に衣装のギミックでそれぞれのメンバーの個人カラーへと変化。
共通衣装から個人の色が出た衣装になることで演者とキャラクターそれぞれの「旅立ち」を感じました。
終わった後蓮の花のステージがメインステージへと戻っていくのですがInstrumentalの[僕たちはひとつの光]が流れていて参加者全員が思いを1つに歌うと演者の方の目にもだんだんと涙が浮かんでいくのがわかりました。
参加していた自分たちからの感謝の気持ちが届いてくれたようで本当に良かったです。
メインステージに到達した時演者の皆さんは18人で円陣を組んで何か話してました。
会場では参加者の合唱で聞こえなかったのですが後日のスペシャルライブビューイングでそこを聞くことが出来ました。
「また会おうね」
「出会えてよかった」
「ありがとう」
言葉を正しく覚えているわけではありませんが内容はメンバーや作品に会えたことへの感謝の言葉でした。

そして正真正銘最後の挨拶をして終幕となりました。
会場では点灯した後も「μ's」「μ's」と呼ぶ声がやみません。
そこでは前日自分が思った
『また会おう 呼んでくれるかい? 僕たちのこと』
の部分が現れていて胸がいっぱいになりました。

 

 

 

ここからは個人としての気持ちを少し。

自分が関わったコンテンツで綺麗な終わりを迎えるところまで関われたの多分ラブライブ!が初めてなんですよね。
今まで好きなコンテンツはたくさんありましたがそのどれも時間消滅的に消えていったのでなんというかスパっと終わったわけではなくグダグダと消えていった感じなんですよ。
なのはとか進行形でひどい具合ですし。

だからコンテンツの終わりに関われることがこんなに幸せだと知らなかったわけです。
綺麗に終わりの形を迎えたことで終わったけどまだこれからも続くコンテンツだと思えました。 

この先ラブライブ!と同じぐらい好きになれるコンテンツと出会える気が正直しませんがラブライブ!は好きでい続けられると思います。
それぐらいのパワーを今回のライブで受け止めましたし自分でも思いました。

この先「μ's」を見れる機会はほぼないと思います。
ですが最後に新田さんが
「私たちはまた皆さんと会いたいと思っています」
と言ってくれたことを信じてこれからも応援していきたいです。

その時をまた笑顔で迎えられるように。

 

ここまで読んでくれた方がいたらありがとうございました。
μ’sic Forever