【ライブ】μ's Final LoveLive!~μ'sic Forever~ 3/31公演を終えて

つらつらと

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今回の記事はセトリについては特に書きません。
参加しての感想です。

 

今回の東京ドーム公演でμ'sとしての活動が1つの区切りを迎えます。
それを13年から3年ちょいとはいえ関わった身としては見納めたいと思いどうにかこうにかチケットを確保して参加してきました。

開演。

最初は新作アニメーションが公開されここでは特に何かを感じたわけではなかったのですがメンバーが現れリメイクされた衣装での1曲目[僕らのLIVE 君とのLIFE]が始まった瞬間に

「あ、これが本当に最後なんだな」と直感しました。
なんでかと言われても感じてしまったのだからそうとしか言いようがありません。

途端に強烈な虚無感に襲われダンスや歌が全く身に入らないまま2曲目、MCと進み衣装チェンジの間で行われたクロニクルでもぽかーんとしたままで更に次の衣装変更後の[もぎゅっと“love”で接近中!][baby maybe 恋のボタン]まで終始放心状態でした。

このまま地蔵かなとも思ってしまったのですが8曲目[Music S.T.A.R.T!!]のどこかでスイッチが入りここでようやくライブに「参加」することが出来ました。

そこからすぐにMCを挟みアニメ曲のメドレー。
[これからのSomeday]が申し訳ないのですが南條さんの膝の都合からもしかしたら歌うかもしれないと考えていたのですが歌ってくれて嬉しかったです。
3rdライブで披露されたアニメ曲は聴く機会がなかったのでこういうところで救われて嬉しい半面ここでも間違いなく「終わり」に向けての準備が進められていると感じました。

ですがそれも当然でこのライブは「μ's Final LoveLive!~μ'sic Forever~」。
間違いなくファイナルライブなわけです。
それが各所で続きがあるように演出されたりしていはライブのコンセプトに反します。
どの曲を聴いて楽しんでいる時も東京ドームという会場であったり演出であったり色々なところで「終わり」を感じながらライブは進んでいきました。

36曲目の[SUNNY DAY SONG]を終えたところで公演は終了し暗転。
アンコールが入り9人での[START:DASH!!]からスタート。
MCでキャストの皆さんが感想を述べた後[Oh,Love&Peace!][きっと青春が聞こえる][MOMENT RING]と披露した後アンコール終了。

この時点で映画ラブライブ!で最後に披露された[僕たちはひとつの光]がまだ披露されておらず順当に行けばこの後のダブルアンコールでの披露でしょう。

どんな演出かと思っていると映画内でも出てきた蓮(?)の花の形をしたステージのような何かが奥から出てきて驚きました。
これが別のアーティストであったりフェスなどであったら面白い演出だなと笑っていたかもしれません。
というか普段のμ'sなら多分笑っていたと思います。
ですがここまで何度も「終わり」を感じその度に涙腺が刺激されていた自分は花が出てきた時点で泣きそうでした。
「これで最後だよ」と言われた気がして。

そして花が開きステージになり最後の曲、[僕たちはひとつの光]が始まりました。
ここまでの思いがたまりもう泣いてしまおうかと思った時の歌詞がちょうど

『涙はいらない このまま踊ろう』

のところでハッとなりました。
自分が好きだったラブライブ!はここで号泣して最後を飾るようなものだったか。
違う。
どんなことがあっても前を見るあの姿に惹かれて自分もこのプロジェクトに携わってみたいと思ったのがきっかけだったと。

歌詞にも有りますが、

『さよならは言わない また会おう 呼んでくれるかい? 僕たちのこと』

「さよなら」ではなく「またどこかで会おう」と歌っているわけです。
「過去」ではなく「未来」、そして「今」を込めた歌詞なわけです。

ここまで歌詞に意味がこめられているのにそれを自分一人かもしれないが壊すのは違うと。
絶対に泣かないで笑顔で演者に感謝しようと決めどうにか涙を引っ込めました。

曲が終わった後メンバーが壇上に帰り感謝の挨拶をし降壇。
公演は終了しました。

 

 

ファイナルライブの名にふさわしいライブでした。
恐らく来れなかったら人生の汚点を1つ増やしたぐらいに後悔していたと思います。
それぐらいラブライブ!に関わったことがある人には参加してもらいたい、見てもらいたい内容でした。

今からでも遅くないので関わったことがある人は考えてみてはいかがでしょうか?
自分からはそれだけです。